心臓病の早期発見・早期治療を

こんにちは!

今回は、「心臓」についてお話します。

 

お家のわんちゃん、最近・・・

 ☆何か疲れやすい(散歩時間が短くなった等)

 ☆咳が出る様になった(夜間、興奮時、飲水時)

 ☆呼吸が荒くて、速い

     などの症状が見られることないですか?

もしかすると、その症状、心臓病になっているかもしれません(>_<)

 

◆僧帽弁閉鎖不全症(犬)

心臓の左心房と左心室の間にある、僧帽弁(血液を送り出す為に開閉する機能を持つ弁)が閉鎖不全を起こすことにより、血液の逆流が起こります。その為、循環不全になります。

症状が悪化してくると、肺に水が溜まる肺水腫が起こり、呼吸困難、チアノーゼになり

最悪亡くなってしまうこともあります。

お家の犬ちゃんが、心臓病(僧帽弁閉鎖不全症)かを確かめる方法としては、

レントゲン検査聴診があります。

心臓の大きさ、形、肺の状態も一緒に確認し、肺に水が溜まる肺水腫になっていないか、

聴診により心臓に雑音がないかを確かめていきます。

《かかりやすい犬種》

  高齢の小型犬に多く、

   ・キャバリア

   ・シー・ズー

   ・チワワ

   ・パピヨン

   ・トイ・プードル

   ・ポメラニアン

   ・マルチーズ

    

  他にも、

    ・ミニチュア・ダックスフンド

    ・ミニチュア・シュナウザー

              も注意が必要です。

      

    

初期症状はほとんどなく、症状が見られてから検査・聴診をすると病状が進んでいることがあります。早期発見・早期治療でお家のわんちゃんと楽しい時間を過ごしていきましょう。

最後に、

ねこちゃんも心臓病(肥大型心筋症)になります。

ねこちゃんは基本、咳をしない動物ですが、

お口を開けて、咳をする様子が見られたら、心臓病の可能性があるかもしれません。

わんちゃん、ねこちゃん共に気になる症状がありましたら、ご相談下さいね!