ここ数日、雨降りの日が続いておりますが、お家のペットちゃん達は
お元気ですか?
最近、当院では異物摂取で来院するペットちゃんが増えています。
まさかこんなものを・・・と
思うような事例が多数ありました
のでご紹介したいと思います。
(ほんの2~3週間の出来事です!)
まずは、シュシュを飲み込んだ犬ちゃん。
実は、以前も同じものを飲み込んだことがあり、
うんちと一緒にでてきたので、今回も大丈夫だろうと
そのまま様子をみてしまったそうです。
バリウム検査を行い、胃の中に異物を確認し、
催吐処置を行いました。今回は、無事に出て良かった
ものの、腸閉塞を起こす可能性もあり大変危険です!
シュシュで遊んでいるうちに飲み込んでしまう
犬ちゃんは大変多いので、みなさんも気を付けましょう。
当院でも何度もシュシュの飲み込み事件を経験しています!
次は、お惣菜の入っていたケースのラップを食べて
しまった犬ちゃん。
オーナーさんが、現場を目撃しすぐに連れてきてくれた
ため、催吐処置を行ったところ・・・
ラップ以外にヘアゴムも一緒に飲み込んでいたことが判明しました。
その他にも、干し柿をつるしていたヒモや枝を一緒に食べてしまったことで
腸の内部が傷つき、腸破裂を起こしてしまった子(大手術になりました!)
や、お化粧用ファンデーションのパフを丸ごと飲み込んでしまい、
胃切開にて取り出した子などがいました。
★年齢の若い子が異物摂取をすることが多いです! 好奇心旺盛な子犬・子猫ちゃんを飼っている方は要注意です。 ペットちゃんの手の届くところに、食べてはいけないものを 置かないよう気を付けましょう。 |
★異物摂取は、繰り返す子が大変多いです! オーナーさんも、重々注意しましょう!また万が一、異物を 口にしてしまったときも、「はなせ!」のコマンドが身についていると 未然に事故を防ぐことができるので、練習していきましょう。
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★すぐにご来院を! 異物摂取で来院した方に、「飲み込んでしまったのはいつですか?」と お尋ねすると「おとといです」などの返答をいただくことがあります。 飲み込んですぐの場合、催吐処置で済む場合もありますが、 時間がたっている場合、小腸までその異物が移動していることがあり、 バリウム検査など更に詳しい検査が必要になることがあります。 異物摂取がわかった時点で、早めにご来院いただくようにお願い致します。 |
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