最近、めっきり寒くなりもうすっかり
秋ですね!当院では、猫ちゃんや
猫ちゃんの避妊・去勢手術のご相談が
多くなりました。猫ちゃんと犬ちゃんでは、
発情のメカニズムが異なります。
今回は、猫ちゃんの発情について
お話しします!
<メス猫ちゃんの発情について> その子、その子によって差が生じますが、平均して生後6~12カ月程で 最初の発情を迎えます。(ちょうど、春先生まれの子猫ちゃんたちは この時期に差し掛かってきますね!)メスの発情は、日照時間によって 左右されるのですが、室内の明かりの影響もうけるため、室内飼いの 猫ちゃんたちは、必ずしも日が長くなる時期に発情がくるとは
限りません。
※発情期を迎えたメス猫ちゃんは、いつもと違う声で鳴いたり、 おしっこの回数が増えたり、お尻を高くつきあげるような独特なポーズをとるようになります。
(猫ちゃんは、交尾刺激におって排卵する動物なので、この時期に
交尾をした場合、高い確率で妊娠します!!) |
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<発情によるリスク> 子孫を残す予定がないのに、発情を繰り返していると、精神的にも 体調的にも負担がかかります。室内飼いの猫ちゃんが、発情によって 飛び出し、交通事故に巻き込まれたり、行方不明になってしまうことも
あります。
無事に帰ってきても、望まない妊娠をしていたり、他のオス猫ちゃんと 交尾で白血病やエイズなどのウイルスをもらってしまう可能性も!! |
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<避妊手術について>
早期に避妊手術を行うことで、乳腺腫瘍の発生を抑えるとのデータも
あります。(ただし、ある一定の年齢を過ぎると発生率は増加します)
避妊手術を行うことで、発情によるリスクも回避できますし、
病気の予防を行うことも可能です!
避妊手術をお考えの方は、病気の予防面から考えても、
「2回目発情前」までには一度、手術の相談を行うことをお勧めします。 |
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手術は、完全予約制です!
現在も予約がつまってきております。
1日にお受けできる件数も限られて
いますので、避妊手術をご検討の方は
お早めにご相談下さい。
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